上肢機能障害とは

交通事故では、身体のいたるところに痛みを覚えますが、軽いものもあれば、入院するほどの大ケガを負うこともあります。交通事故により生じた後遺障害について説明します。後遺障害には等級があり、障害の内容により細かく分かれています。その中でも「上肢機能障害」を負ってしまった場合について説明します。

上肢機能障害とは、肩、肘、手首や手指などの関節がおもうように動かず、また習慣性脱臼やグラグラしてしまう動揺関節など、「関節」の機能に損傷のことです。肩などを骨折したり、じん帯など軟部組織や腱などの神経系を損傷してしまうことで、しびれや麻痺などを起こして、上肢機能障害が発生すると言われています。

加害者との交渉では、治療中の段階でも診断書を担当医に作成してもらい提出することもあります。後遺障害だとわかるまでには、事故後、半年から2年ほどの時間を要します。それだけ、後遺障害だと認定されるまでに時間もかかりますし、時間の経過とともに、思うような治療が進まずに障害が進むこともあります。

慰謝料の交渉では、難しい医療知識もある程度は理解できていないと加害者との交渉は難しいとも言われています。時間をかけての交渉であれば、被害者側も弁護士に依頼するなどの対策が必要です。